学会沿革 history

本学会は、様々な分野にわたる人々が集い
研究実践活動を通して関係学について共に学び
関係学を共に育てる会として活動している。
 
本学会は、人間諸科学の発展をめざし
学際研究を推進し、社会の福祉に貢献し
世界平和の実現に寄与することを目的としている。

本学会の沿革

 本学会は、関係学を学ぶ人々が集い連携し接在的発展への活動を志向して研究・実践活動を展開している。
本学会は、1979年6月17日に設立総会(第1回関係学会)を国立教育会館において開催し、関係学会として発足した。
第1回大会は、初代会長松村康平先生による記念講演「人間科学の基盤としての関係学」と研究発表20題、シンポジウム「現代の児童問題への関係学的アプローチ」が行われ、研究論文は『年報関係学』第1号として刊行された。
学会設立以前の1972年より、関係学研究編集委員会による研究誌「関係学研究」が発刊されており、本学会設立に伴い同誌は学会誌として、また1984年度からは本学会による「年報関係学」は「関係学研究と」と併せて刊行されている。
1998年には更なる発展を願い、日本関係学会と改称、現在に至る。
 以後、毎年6月に総会・大会を開催し、研究発表、シンポジウム、記念講演、、クリエイティブフォーラム、全員参加の心理劇などを行っている。

これまでの大会

第1回(1979) 記念講演 松村康平「人間科学の基盤としての関係学」
シンポジウム 現代の児童問題への関係学的アプローチ
第2回(1980) 記念講演 松村康平『人間科学としての関係学』
第3回(1981) 記念講演 松村康平『関係学的研究方法論』
シンポジウム 関係学的研究方法について
第4回(1982) 記念講演 松村康平『人間思想における関係学の理論的役割』
シンポジウム『発達における統合』
第5回(1983) 記念講演 松村康平『関係学の人格理論』
シンポジウム 人格の発達
第6回(1984) 記念講演 松村康平『関係的集団論-集団化と集団効果―』
シンポジウム 組織の機能と形成―関係構造化の過程
第7回(1985) 記念講演 松村康平『関係状況における物の機能―その2』