『 「かかわり」の科学の探究 』
−関係学・心理劇・発達臨床における研究をめぐって−
講師: 武藤 安子氏
【講師からのメッセージ】
このテーマを学ぶ始めの一歩として、行為科学として「関係学」という独創的な体系を提唱した松村康平先生が述べている人間研究における相互行為的アプローチの視点を必須のこととして挙げておきましょう。<松村康平・斉藤みどり 人間関係学 関係学研究所 1991 p22>
ここでは、関係学・心理劇・発達臨床の領域において、これまで私が何らかの形でかかわり学会誌等で公表された研究論文を事例としてあげながら、関係という不可視的な対象を科学しようという意欲あふれる皆さんとともに関係学の発展に少しでも寄与できればと願っています。
【日 時】2012年6月2日(土) 午後1:30〜4:30
【場 所】武蔵野大学
〒202-8585 東京都西東京市新町1-1-20
三鷹駅(JR中央線)北口・バスC乗場より10分
(武蔵野大学行、武蔵境駅行、武蔵小金井駅行) 「武蔵野大学」下車
【主 催】日本関係学会研修委員会
【参加費】 会員2000円 非会員3000円 学生1000円
【問合せ先】日本関係学会研修委員会 E-mail: tohara@kyoritsu-wu.ac.jp(@を半角に変更して下さい。)
【申込方法】別紙のFAX用紙でFAXにてお申込みの上、直接ご来場ください。
※FAX用紙(PDFファイル)はこちらからダウンロードして下さい。
FAX:048-977-8567 杉本太平(自宅FAX) 研修委員会
【日本関係学会第34回大会】2012年6月3日(日)午前10時〜午後5時 武蔵野大学
詳細お問合せは:東京薬科大学医療人間関係学研究室気付 第34回大会準備委員 中村しのぶ
FAX:042-676-1565 e-mail:nakamus@toyaku.ac.jp(@を半角に変更して下さい。)
研修委員会は、関係学の普及を目的にして2002年度より大会の前日に関係学研修会を開催している。
現在までの講師とテーマは以下の通りである。
開催回 | 開催月日 | 講師名 | 所属 | テーマ |
---|---|---|---|---|
第1回 | 2002年6月15日 | 吉川晴美 | 東京家政学院大学 | 人間関係を学ぶ―関係学の理論と技法― |
第2回 | 2003年6月14日 | 佐藤啓子 | 文教大学 | 人とのかかわりを創る・築く・続ける―起動点の成立と移動から― |
第3回 | 2004年6月19日 | 浅野恵美子 | フリー研究者 | 自然・文化・沖縄から考える人間のこころ |
第4回 | 2005年6月4日 | 武藤安子 | 横浜国立大学 | 事例研究における関係学的理解 |
第5回 | 2006年6月3日 | 畠中徳子 | 立教女学院短期大学 | 21世紀の子育てを考える―今日の家庭教育と関係学 |
第6回 | 2007年6月2日 | 三神静子 | 玩具文化研究所 | 子どものおもちゃの関係学的理解 |
第7回 | 2008年6月14日 | 日吉佳代子 | 宇都宮短期大学 | 教育とは何か〜学生の学ぶ喜びを実現する授業実践 |
第8回 | 2009年6月6日 | 春原由紀 | 武蔵野大学 | DV被害母子への支援の実際 |
第9回 | 2010年6月5日 | 田中佑子 | 諏訪東京理科大学 | 研究方法論と関係学 |
第10回 | 2011年6月5日 | 矢吹芙美子 | 共立女子大学 | 共に育つ発達評価法 |
Copyright © 日本関係学会 All Right Reserved