関係学講座 Relationship Studies

第6回関係学講座 案内 <オンライン>

関係発展をめざしてー関係学の実践と研究―

 今日の社会、仕事や日常生活において、関係発展が阻まれる様々な困難な問題が山積しています。
あらためて「関係」とは何か、またその根底に成立する「関係」の「構造」に目を向け、「関係発展」の状況づくりがなされることが求められます。
 今回の講座では「関係発展をめざして」をテーマに、下記日程と内容にて、関係学の実践と研究について取り上げます。
 是非、会員そして会員外のみなさまの、ご参加をお待ちしております。関係学活性化プロジエクト委員会

●【日程と内容】各日程 13時30分 - 15時30分

  日程 テーマ チューター及び
学びの方法
@ 2024年10月19日(土) 現代社会における関係学の重要性
―「関係」に関わる他の理論・研究との関連からー
関口はつ江
矢吹芙美子
瑞穂優
A 2024年11月2日(土) 関係学の基礎―関係構造の理解と活用 吉川晴美
義永睦子
宮川萬寿美
B 2025年2月2日(日) 事例検討―関係学によるアプローチの方法 関係学研究
vol 1~48 から
C 2025年2月23日(日) 関係学による事例検討の実際
―保育、教育、臨床、福祉、等の領域からー
実践事例から
(各領域からの事例検討)
開催方法
オンライン(申し込みを頂いた方に ZOOMのURL をお知らせします)
参加費
4回分 会員・会員外の方 3000円(学生の方1000円)
申し込み締め切り
10月11日(金) *同期日までに必ず参加費の振り込みをお願いいたします。
振込先 日本関係学会 ゆうちょ振替口座 00170−7−513144
他銀行から振替受取口座の場合:店番〇一九(ぜろいちきゅう)店(019)当座 0513144
申し込み方法
以下にアクセスし送信をお願いします。
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お願い
研修の記録は学会で保管いたします、個人的な録音はご遠慮下さい
問い合わせ
関係学活性化プロジエクト委員会(吉川晴美)
Mail:yharumi@kasei-gakuin.ac.jp
学会事務局
〒250-0045 神奈川県小田原市城山4-5-1
小田原短期大学 保育学科 407研究室 
(日本関係学会事務局) 宮川萬寿美
Mail:jimu-nihonkankeigakkai@gmail.com

第5回関係学講座 案内 <オンライン>

「関係発展と全人的発達 ―集団活動におけるリーダーチーム・諸領域の連携」

<テキストを用いた勉強会・相互研修>

テキスト:五味重春・田口恒夫・松村康平監修 幼児の集団指導 ―新しい療育の実践―

 今日において「関係」が阻まれる様々な状況があり、あらためて共に育ちあう「関係発展」の状況づくりが求められています。今回の講座は、すべての子どもの全人的発達をめざす集団活動のリーダーチーム、諸領域の連携をテーマに、勉強会・相互研修を行います。本テキストは多方面からの豊富な内容が含まれ、未来への道標、原点ともなりうる、古くて新しい図書であると考えます。
 是非、みなさまのご参加をお待ちしております。関係学活性化プロジエクト委員会

●【日程と内容】各日程 13時30分 - 15時30分

  日程 テーマ チューター
@ 2023年11月12日(日) 関係発展と子どもの全人的発達 義永睦子
宮川萬寿美
A 2023年12月2日(土) 関係発展と集団活動 関口はつ江
瑞穂優
B 2024年2月18日(日) 各専門領域の連携
全体のまとめ
矢吹芙美子
吉川晴美
開催方法
オンライン(ZOOM)
参加費
3回分 会員・会員外の方 2000円(学生の方1000円)

● 今回の講座勉強会のテキスト表紙と目次抜粋

表紙と目次抜粋・画像

第4回関係学講座 案内 <オンライン>

「関係学を基盤とした子ども臨床」

講師:春原由紀 氏(武蔵野大学名誉教授)

 松村康平先生の指導のもとに、児童臨床研究室で学んだ関係学を臨床実践の基盤として50年近く様々な人たちにかかわってきた。今回はもう一度原点に立ち返り、臨床実践の基盤として大切にしてきたいくつかの原理を取りあげ、子ども臨床の基本を考えたい。
 紹介する原理は下記などである。具体的な臨床事例のなかからその重要性、妥当性が共有できれば幸いである。

  1. 肯定性の原理:人間の存在の仕方を、状況において、今、ここで活動している(かかわっている)あり方として肯定的にとらえる。
  2. 相即性の原理:関係的に成立している状況において、「目立つもの」と「目立たせているもの(目立つものを支えているもの」との関係の仕方に関する原理。
  3. 過程性の原理:関係における事象の過程を明確にする原理。
日時
2023年10月22日(日)13時30分〜16時30分
開催方法
オンライン(ZOOM)
会費
2,000円(学生1,000円)

第3回関係学講座 案内

「関係学と心理劇」

講師:土屋 明美 氏(日本心理劇協会)

 J.L.Morenoは、自身の思想の展開を演劇の可能性に託して、プロの演劇集団とも組んで社会啓発活動を押し進めた。モレノ没後もソシオドラマ、サイコドラマ、ロールプレイング等と命名され「行為法としての心理劇」が展開している。 本講座では、心理劇の可能性について「人間は関係的存在である」を基礎とする関係学からアプローチして、心理劇が、いつでも・どこでも・誰とでも共有できる媒体となる可能性を探求したい。
 「関係性から始める」心理劇のキーワードとして;三者関係、構成要素としての「自己・人・もの」、関係状況における人間理解、7つのかかわり方、「今・ここで・新しく」について概説する。
 実際に心理劇を行い、振り返るなかで、キーワードに関連する関係性の体験について検討し、関係学に基づく心理劇の特徴を明らかにする。

日時
2022年2月27日(日)13時〜16時
会費
2,000円・学生1,000円
定員
20名
開催方法
オンライン(Zoom)

2020年度 第2回関係学講座 案内

関係学会活性化プロジェクトでは、活動の一つとして関係学講座を企画しました。

今回は、ズームによる第2回関係学講座を開催いたします。

世界中で、コロナ禍にあるなか、家庭、園、学校、会社、社会で、深刻な問題が起こっています。
関係学を、私たちの生活のなかで起こる、さまざまな問題の発展や解決に役立てることができるのでしょうか。
関係学は、また、保育・教育・心理臨床・子育て支援・自己啓発などの専門分野における実践や方法、研究において、広く活かされています。

本講座は、多様な興味、関心、疑問、問題意識を基に、関係学を基本から学び、日常の実践、研究、生活に、役立てていこうとするものです。
初心者から専門家まで、多種多様な職業、立場の人が参加し、かかわりあい、学びあうことを、大きな目的としています。

今回の講座では、2019年度の第1回講座で検討された関係学の基礎概念の重要ポイントを踏まえ、長年保育・教育分野で活躍なさっていらっしゃる関口はつ江先生を迎えて、「集団状況における物の機能」についてお話いただきます。

今起こっている問題を関係的に捉え、新たな発展への方法を見出したい方、また、さまざまな状況、立場にある生活者、実践者、研究者としてのスキルアップをめざしたい方も是非参加していただきたいと願っています。

関係学活性化プロジェクト  代表 吉川晴美

日時
2021年 3月28日(日)13時〜16時
講座内容
  1. 第1回関係学の基礎理論「三者関係」「五つのかかわり方」「個と集団の関係」のふりかえり(活性化委員会:義永、矢吹、吉川、杉本、宮川、小里)
  2. 話題提供 関口はつ江 先生
    「集団状況における物の機能」
    子どもの遊びは、場を構成している遊具(もの)、仲間(人)との相互作用によって展開されている。ここでは、主に固定遊具の特性に着目して、子どもの関係形成、活動展開、状況転換に果たしている機能について、具体的な遊び状況の事例を報告する。
  3. 全体討議とまとめ
開催方法
ズームによる開催です。下記の方法による参加手続きの完了者のメールアドレスに、委員会から講座参加の案内(URL)をお送りいたします。
参加費
1000円(学生は無料)*資料代込み
定員
50名

2019年度 関係学講座 案内

関係学会活性化プロジェクトでは、活動の一つとして関係学講座を企画しました。

今、関係学が面白い!

関係学って何でしょうか。
今日、家庭、園、学校、会社、社会で、深刻な人間関係の問題が起こっています。
その問題の発展や解決に向けて関係学を役立てることができるのでしょうか。
現在、関係学は、保育・教育・心理臨床・子育て支援・自己啓発などの実践や方法、研究において、さまざまに活かされています。

関係学は1960年代頃にはその輪郭が明確となりました。関係学を創始した松村康平氏によると、誰でも、自己とかかわり、人とかかわり、物とかかわり、生活しているとし、人間を「関係的存在」であると定義しました。
松村氏はまた、世の中の平和共存を希求していました。関係学と平和はどのように関係するのでしょうか。
そもそも関係学とは、科学なのでしょうか、哲学なのでしょうか。そのエビデンスは何なのでしょうか。

本講座は以上のような、多様な興味、関心、疑問、問題意識を基に、関係学を基本から学び、日常の実践、研究、生活に、役立てていこうとするものです。初心者から専門家まで、多種多様な職業、立場の人が参加し、かかわりあい、学びあうことを、大きな目的としています。
今起こっている問題を関係的に捉え、新たな発展への方法を見出したい方、また、さまざまな状況、立場にある生活者、実践者、研究者としてのスキルアップをめざしたい方も是非参加していただきたいと願っています。

関係学活性化プロジェクト  代表 吉川晴美

2019年度は3回の講座です。
関係学活性化プロジェクトメンバーが分担し、企画・運営・資料提供などを行います。

会場
原宿カウンセリングセンター
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-24-4 観世ビル3F
【交通案内】
 地下鉄千代田線|明治神宮前駅|4番出口から徒歩5分
 地下鉄副都心線|明治神宮前駅|7番出口から徒歩4分
 JR|原宿駅|表参道口から徒歩10分
 JR|渋谷駅|ハチ公口から徒歩10分
時間
14:00〜16:00
参加費
500円(学生は無料)*資料代込み
定員
15名

日程と講座の内容

テーマと内容 担当

第1回
9/15(日) 【三者関係】
一者、二者から三者関係への発展は状況の飛躍的な転換、新たな問題解決の方法を生みだします。具体的な事例から、その理論と方法を学びます。
司会・杉本 太平
話題提供・義永 睦子

第2回
10/6(日) 【5つのかかわり方】
自己と人と物とがかかわり合う状況は多様です。事例に基づき5つのかかわり方を理解し、発展をもたらす方法を考えます。
司会・宮川 萬寿美
話題提供・矢吹 芙美子

第3回
11/17(日) 【個と集団の関係】
個と集団の関係は、時には様々な問題を生み出します。その関係状況の捉え方、問題解決・発展を促す技法を事例を通して学びます。
司会・小里 國恵
話題提供・吉川 晴美