研修会のお知らせ general meeting

2022年(令和4年) 日本関係学会第21回研修会のご案内

主 催 日本関係学会・研修委員会

「親は、親になる学びをどこでしているの?」
―子育て支援の現状と課題―
講師: 日吉佳代子 先生
(所属 NPO法人親子育 理事)

講師プロフィール:お茶の水女子大学大学院にて、松村康平先生に師事 修士修了
 50年に渡り保育者養成教育の現場で教え続け、これまで専門学校・大学にて約8,000人の幼稚園教諭・保育士を育て、保育者養成教育界に貢献。現在はそれらの経験を基に、乳幼児期の子育ての大事なポイント、怒らない、叱らない、指示命令しない子育ての具体的実践方法を伝え、自信を持ち意欲的な子どもを育てるために、親向け子育ての講演会やワークショップを精力的に行っている。2019年4月より宇都宮共和大学子ども生活学部名誉教授

(研修 概要)
人格の土台をつくる乳幼児期の子育てについて、親になった人たちはその子育ての知恵(考え方や方法)をどこで学んでいるのでしょうか? 自信がない高校生が70%、引きこもりになっている人たちが115万人。日本の社会はどうしてこんなことになっているの?
こんな疑問から出発した親子育の活動を紹介しながら、「親になる学びの仕組みつくり」を提案したいと思います。
1. 日本の子どもたちの現状
2. 乳幼児期の子育ての重要さと子育ての現状

日 程:
2022年6月18日(土) 午後1時30分〜4時30分
開催方法:
ZOOMによるオンライン研修
参加費:
会員2000円 会員以外3000円 学生1000円
申込方法:
学会HPの研修会参加申し込み からお申込みください。
問合せ先:
日本関係学会研修委員会
メールアドレス:kankeigaku.kenshu@gmail.com

※参加申し込みをされた方には、メールにて参加費の振込先の情報と参加方法などの詳細をご連絡申し上げます。
申し込み期限は2022年6月10日(金)までとします。

過去の研修会

研修委員会は、関係学の普及を目的にして2002年度より大会の前日に関係学研修会を開催している。
現在までの講師とテーマは以下の通りである。

開催回開催月日講師名所属テーマ
第1回2002年6月15日吉川晴美東京家政学院大学人間関係を学ぶ―関係学の理論と技法―
第2回2003年6月14日佐藤啓子文教大学人とのかかわりを創る・築く・続ける―起動点の成立と移動から―
第3回2004年6月19日浅野恵美子フリー研究者自然・文化・沖縄から考える人間のこころ
第4回2005年6月4日武藤安子横浜国立大学事例研究における関係学的理解
第5回2006年6月3日畠中徳子立教女学院短期大学21世紀の子育てを考える―今日の家庭教育と関係学
第6回2007年6月2日三神静子玩具文化研究所子どものおもちゃの関係学的理解
第7回2008年6月14日日吉佳代子宇都宮短期大学教育とは何か〜学生の学ぶ喜びを実現する授業実践
第8回2009年6月6日春原由紀武蔵野大学DV被害母子への支援の実際
第9回2010年6月5日田中佑子諏訪東京理科大学研究方法論と関係学
第10回2011年6月5日矢吹芙美子共立女子大学共に育つ発達評価法
第11回2012年6月2日武藤安子横浜国立大学名誉教授「かかわり」の科学の探究
第12回2013年6月8日土屋明美東京薬科大学・
日本心理劇協会
「即する」関係から「共に育つ」関係へ
第13回2014年6月7日小野眞理子東京家政学院大学関係を考える「日本語を使う、遊ぶ」
第14回2015年6月13日曽根絢子看護心理劇研究会看護臨床における関係学理論の実践
第15回2016年6月11日小里國恵日本心理劇協会親支援としての心理劇
第16回2017年6月24日吉川晴美東京福祉大学関係学の理論・技法・実践
第17回2018年6月23日義永睦子武蔵野大学子どもの相談への関係学の活用
第18回2019年6月22日信田さよ子原宿カウンセリング
センター
私の臨床実践を振り返る〜理論編と実践編
第19回中止   
第20回2021年6月19日坂本佳代子聖学院大学
坂本福祉相談事務所
災害被災者支援の実践―専門家が構築する支援力と受援力とは―